看護

精神科の夜勤って?

病棟看護師をやっていると夜勤はありますよね。
日勤常勤の方もいるかもしれませんが、夜勤をやって欲しいという無言の圧力や、夜勤してる方が偉いようなマウントがあったりしませんか?夜勤やる方が偉いなんてないし、むしろ夜勤の方が日勤より気楽な場合もあります。
夜勤も2交代・3交代とありますが、今回は2交代の精神科慢性期病棟に勤務している僕が、精神科の夜勤をお話したいと思います。

夜勤入りから消灯まで!

夜勤入り時の申し送りを聞くのは、他科と変わりありません。
ただ日勤帯だけで無く、前夜勤帯からの状態も聞いたりします。睡眠状況や排泄状況が大事なのでわりとしっかり聞きます。

申し送りが終わるとバイタル測定に周りながら、病棟の様子と患者さんの様子を確認します。夕方から夜にかけて不安定になる患者さんもいますので、全体の様子を観察する事は大事です。

内科的合併症のある患者さんもいますので、点滴の刺入部や滴下の確認・バルーンの状態や尿量や色などの観察も他科と同様です。

夕食時には、自立していない患者さんには配膳を行い食事介助も行います。
早食いや咽頭部に違和感を訴える患者さんもいますので、窒息には常に注意が必要になります。食事量の観察や記録も行います。経管栄養の方の注入もあります。

眠前薬の服用は、介助の患者さんには介助にて服用し自立の患者さんで自己服用で問題ない患者さんは、ご自分で服用していただきます。しかし、服用してないのに服用したと言う方や、口腔内に入れた後に吐き出す方もいるので看護師が口腔内にお薬を入れて飲み込みを確認する方もいます。精神疾患では、薬の継続服用は大事です。退院されて再入院される方の多くは、自己判断や怠慢による断薬によって悪化される事が多いのです。
眠前薬は、夜間にしっかり睡眠をとっていただく重要な薬でもありますので、しっかりと服用し良質な睡眠をとっていただきます。

排泄介助やオムツの交換ラウンドを行います。病院や病棟によって排泄のラウンド回数は違いますよね。精神科でも同様です。

消灯時には、人員確認を行います。開放病棟では日中は自由に病棟から外にでる事ができますので、患者さんが全員いる事を確認します。
離院される方がいる事もありますので、重要になります。

消灯後より起床時まで

消灯後は、基本的には記録を書く事が多いです。
しかし、不眠を訴える患者さんや他の患者さんが寝てから悩みや不安を訴える患者さんもいますので、傾聴しその後睡眠を促したり、指示にある追加眠剤を服用してもらう事もあります。

消灯後は1時間に1回巡視に周ります。睡眠確認や消灯後に何かを食べていたりして窒息したりする方、多飲水していたりする方がいないか等毎時間観察を行います。

眠剤を服用されている患者さんが多いので、夜間のトイレなどでの転倒の危険があります。
転倒されて怪我をする方もいますので、夜間の事故や急変があれば対応します。

点滴の更新や身体観察も行います。精神科では身体を見ないと思われるかもしれませんが、内科疾患のある方や高齢の方も多い為、身体の観察も重要になります。

何事もなければ、記録や看護計画やサマリーなどを見直したり、翌朝の薬や経管栄養の準備などを行って過ごします。仮眠は交代で行います。

夜間に排泄のラウンドを行い漏れや失禁があれば、更衣や寝具交換等を行います。

その他の時間は、わりと自由な時間になります。

起床より日勤への申し送りまで

早朝覚醒の方もいますので、起床前より起きている方も多いですね。
起床時間には、点灯し覚醒を促します。
患者さんによって、睡眠の時間やリズムも違いますが規則正しい生活を行うように援助します。
そしてやはり人員確認を常に行います。

朝薬の服用は、眠前薬と同様です。
朝食時も夕食と同様になりますね。

朝には当日の新聞を配置したり、ドアの鍵を解錠したりします。

患者さんを車椅子に以上しホールへお連れしたりも行います。

朝食が終わり、記録が終了すればあとは日勤者がきて申し送りを行い勤務終了となります。

まとめ

他科と比べると夜勤で行う事は少ないかもしれませんね。
また精神科病院によっても違いますし、救急や急性期でも違うと思います。
慢性期ですので、緊急での入院はありませんし・・・
精神科の慢性期の夜勤の内容が少しでも知ってもらえたら嬉しいです。
落ち着いていれば、夜勤は日勤帯に比べて実施する仕事が少ないのは、どこも一緒ですよね。

「今夜は、落ち着いてますね」ってフラグは、言わないようにしてますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。