今回、MIラボ主催の「前田裕二講演会」を聴講してきました。
MIラボとは「医療とITで新しい医療の形をイマジネーションする」というオンラインサロンです。今回は「0−1の魔力」という演題で、前田さんに0から1を作り出すにはどうすればいいのかを学ぶという講演でした。
そこで、今回のイベントで心に残っていることをまとめてみました。
Contents
イベントを通して心にとどめておきたい5つのこと!
本はクラスの1人に向けて書け
「本はクラスの一人に向けて書け。クラスの1人に向けて書けば、クラスの人数が30人だとしたら学校全部で10クラスで30人に届く、10校あれば300人に100校あれば3000人に届くんだ。」
この言葉は、前田さんが箕輪さんとお会いしてる時に言われた言葉だそうです。
なるほど!と思いましたね。ついつい多くの人に読んでもらいたいという欲が出るものですよね。そうすると読んでくれる方の全ての年代や性別などを考えて伝えたい事がまとまらなくなったり、内容がぼんやりしたり、どっちつかずになる気がします。
でも、クラスの1人に向けてと考えたら書く内容もその人にわかってもらえるようにと、ギュッと凝縮できますし、言葉も伝えやすくなります。
メモの魔力もそのように意識して書かれていたのかと思いましたが、前田さんも
「昔の自分がこんな本を持っていたらいいなと思って書いた」と話してました。
自分でボールを溜め込まない、溜め込んでいる事に気づく!
前田さんは、「LINEの未読を持ちたくない。自分の所に未読があると、それは自分でボールを持っている・止めている事になる!仕事の出来ない人は、このボールを溜め込んでいたりボールを溜め込んでいる事に気付かない人なのだ」と話されていました。
思わず自分のLINEの未読を確認してしまいましたよ。(笑)
このボールを溜め込まない為にも、メモに記憶の一部を置く事で頭をクリエイティブな事に使う事ができるのだそうです。
確かに自分の仕事が溜まってしまうのは、優先順位をつけて無かったり、他の人にやってもらえる事を自分で溜め込んでいたり…と、思い当たる事がたくさんあります。
ボールを溜め込まない!これは、覚えておきたいですね。
答えは半歩先にある
これは前田さんが、堀江貴文さんとのお話で気付き得た事だそうです。
「世の中抽象化しまくると何となく未来が見える。そして一歩先だと時代に早過ぎてしまう、だから答えは半歩先を見なくてはならない。半歩先がどこかを見るには、今自分がどこにいるかをよく見ないといけない。だから堀江さんとかは、ニュースや2ch、ツィッターなどを見て社会が今どこにいるのかを常に確認してる。これはプロダクトアウトとマーケットインの発想の両方が必要で、両方持っている人が強い」
ちなみに、プロダクトアウト型とは「自分の心の中の物を形にする」
マーケットイン型とは「社会が求めているものを作る」 だそうです。
世の中を抽象化するという事自体が凄いですが、今の自分がどこにいるかをみるって社会の情報を得て分析してるって事ですよね。これって凄い大事じゃないですか?
常に先をみるには、今を知る!刺さりましたねぇ。
ネガティブな事は言わないけど、ノートに書く!
これは、前田さんのマインドコントロール方法だそうです。
「ネガティブな事は口に出さずにデスノートみたいに書いて、理不尽な事にいちいちイライラしないようにするツールとして使っている。マインドにはスイッチがあり、負と正の切り替えがあり負の時には、全てが負に寄ってしまう。だからスイッチを正に切り替える事が大事で、そのスイッチを切り替える方法はこの先に楽しみを見つける事!」
負の感情は吐き出して、かつ承認されたいという気持ちがあるものです。
前田さんでもそういう感情や行動がもちろんあるのですね。
例え話で話していましたが、前田さんはチョコパイが好きだそうです、なので「テレビの生放送の前に緊張してうまくいかなかったらどうしようと考えてしまう時には、これが終わったら下のお店でチョコパイを食べよう。そういう小さな事でいいから楽しさを先に見つけて正に切り替える」と話していましたね。
これは前田さんなりの防衛機制なのかなぁと思いました。
僕には正直ちょっと難しいかなぁ?
でも、楽しみを先に作っておくのは正への思考変換に確かになると思います。成功した自分や目標達成した自分を描いておくというのもいいかもしれません。
目標にハシゴをかける
前田さん曰く「長期目標を達成するまでに、手の届く範囲のハシゴをかける。僕はロジックをじっくり組んで一歩一歩進んで行くタイプ。箕輪さんは、全く逆で感情のままに行動する。すぐに行動するから物量では勝てない。あれだけ多くの事を行動されてたらどれか当たるし確率は上がる。」と話していました。
前田さんの目標達成の法則は以下ものだそうです!
事業(目標)を成功させるには
ゴールに対して作戦を立てる!
①芯をくった問いを立てる
②芯に対して仮説を立てる
③芯に対して行動しまくる
この①・②がわからない人がいるけど、わからなかったら既にやって成功してる人に聞く事!だそうです。
これは事業計画の作り方に当てはまりますよね。仮説を立てて行動したら、仮説が違うかもしれないから組み直し分析する。そして、仮説検証が間違いまくっていたら問いが違うんじゃないかと気づき、それが経験になる。
失敗は失敗でなくて仮説が違っていただけ。
これは、マインドコントロールにとってもいいですよね。
何かを始めると必ず失敗があるけれど、それは失敗でなく仮説が違っていた事がわかっただけで、また違う仮説を立てて行動する事ができますよね。
目標への進み方とマインドの大事さ!
今回、前田さんの講演を聞いてとても勉強になり、自分ももっと挑戦していこうと思う事ができました。
前田さんのマインドコントロールや事業の進め方は、誰にも当てはまるし誰でもやろうと思って行動すればできる事です。
もちろん人には個性やタイプがあります。箕輪さんや堀江さんのようなタイプの方もいると思いますが、共通して言えるのは失敗から学び、失敗を失敗と思わず行動し続けているという事だと思います。
これを読んで共に行動に移す方がいてくれたら僕も嬉しいです。